【レビュー】初心者に嬉しい価格と性能を備えた『Wacom One 13』の魅力すべて教えます！
デジタルイラストを始めたい方、もしくは既に描かれている方の憧れ……ワコムの液タブ。ついこの間まで私もその一人でした。憧れの絵師さんの作業環境を拝見するとほぼワコムの液タブ…もちろん道具が一流だからと言って、私がその絵師さんと同じようなものが描けるかどうかは置いといて、ずっと憧れていました。しかし高い…とにかく高くて手が出せませんでした。しかし！！この度なんと４万前後で買えるワコムの液タブ『Wacom One 13』が発売～～～～！！！！勿論お金を貯めて買いました。私は感無量です。…で、実際に液タブデビューしてみてどうだったのか、今回Android端末にも接続出来るけどパソコンとどう違うのか…実際私はパソコンとAndroid半々ぐらいで使用しているので、その辺りもレビューしていきたいと思います。
- 『Wacom One 13』 の特長
- 『Wacom One 13』の開封レビュー
- 『Wacom One 13』本体の外観レビュー
- 『Wavom One 13』と接続出来るAndroid端末とその方法
- 『Wacom One 13』の実際の描き心地について
- 気になる『Wacom』のサポート体制について
- まとめ
『Wacom One 13』 の特長
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４万円前後というワコムの液タブとしてはかなり価格を抑えたモデルです。
元々発売していた高性能モデルと比べると使える機能は減っていますが、初心者向けとしては十分な機能を搭載。
- A4サイズに近いちょうどいい13.3型の液晶タブレット
- 付属のペンは充電不要のバッテリーレスタイプ
- コンパクトでスペースを必要以上に取らず、折りたたみスタンドやペンホルダーなどの使いやすさにも配慮
- PCだけではなく一部のAndroid端末にも対応(対応機種が少ないので注意)
『Wacom One 13』の開封レビュー
では、実際に開封した時の様子はこんな感じでした。ほぼ写真での紹介になりますが、少しでもご参考になれば幸いです。
包装はとてもしっかり＆丁寧にしてあります。
『Wacom One 13』本体の外観レビュー
では早速ですが、一番気になる本体の外観レビューをしていこうと思います。
実際に中から取り出すとこんな感じです。
13.3型の液タブ本体は、A4サイズよりも一回り大きめです。一緒に画面保護の為か黒の収納用が入っていました。ただ物凄く薄いので鞄にそのまま入れて持ち運ぶのは難しいですし、あくまで埃が付かない程度の機能しか無いと思います。パソコンを持ち運ぶ際に使うようなクッション性のある鞄を別に用意した方がいいと思います。(※現在私も検討中です)
重量は約1㎏と大変軽いです。
背面には滑り止めと折りたたみスタンドがついています。開くと斜め置きにして使用でき、替え芯3本と芯抜きが収納されています。
角度は19°固定になるので、残念ながら角度調整は出来ません。
そして、パソコンに接続するとこのような感じになります。パソコンの場合は全て付属で揃っていますので、他に何かを用意する必要はありません。Android端末に接続する場合は別売りで変換アダプタが必要になります。Android端末については次の項目で詳しく説明していこうと思います。
『Wavom One 13』と接続出来るAndroid端末とその方法
対応機種がとても少ないので注意が必要です。残念ながらiphone系は全て対象外です。
私が現在メインで使っているのはGalaxy S10+という機種(アマゾンでは完売)です。私はスマホの本体機種も店頭ではなくシムフリーをアマゾンで購入して使っています。現在対応機種がとても少ないので難しい方も多いと思いますが、シムフリーでメインとは別に使用する(Wi-Fi環境さえあれば)という手も無くはないと思っています。
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スマホ本体はなかなか値段が張りますので、機種変の際や別に持つなら慎重に検討してくださいね。
そして、接続方法ですが、Wacom OneとAndroid端末と接続するにあたって特にスマホの方に新しく何かをインストールする必要はありません。変換アダプタが別売で必要になりますが、後は付属の線を接続する"だけ"なのでとても簡単です。変換アダプタとはこういうものです。(以下のリンクは実際に私が使っているものの最新版になります)
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基本的に穴さえ合えばどの変換アダプタでも大丈夫の模様。(自宅に類似品があるなら勿体ないのでそれを使ってください)
その他詳細を知りたい方はこちらの記事にまとめていますので、お時間ある時に目を通して頂けると嬉しいです。
『Wacom One 13』の実際の描き心地について
デジタルイラスト初心者の方でも違和感無くサラサラ書けると思います。流石というか何というか…板タブとは違い、直感的に描けるのでとても楽しいです。今まで板タブやタブレット使いの方にも、これから始める初心者の方にもオススメです。
私は基本的にクリップスタジオとメディバンペイントのソフトを使っていますが、応答速度については特に遅延を感じることなくスラスラ描けました。
ペン先の視差もほとんどありません。…強いて言えば、スマホに繋いで寝転がって描いている時には角度によっては視差を感じることがあるぐらいです。
しかし、若干ペンが気持ち太いので、気になる方は気になるかもしれません。私は使っていると最初のうちはちょっと手のひらの節が痛くなりましたが、今は慣れてきたのでそこまで気になりません。ただ長期間使うと手が疲れるかも。
次に筆圧についてです。
ワコムワンの筆圧レベルは4096です。私はこの数値で特に気になりませんでした。ペンによって若干薄くなったり濃くなったりとあるように感じましたが、それもペンの書き味の良さなので。ただ、普段から筆圧が低めの方には注意が必要かもしれません。
気になる『Wacom』のサポート体制について
私はワコム製品を使う理由のひとつにサポート体制があると思います。何故なら他にも安価なペンタブがあるのに、何故敢えてワコムを使うのか。あのダイソンを使う理由と似ているのですが、私はきめ細やかなサポート体制にあると思っています。例えば、ペンタブの世界では日本ではワコムを使う方が多いですが、外国では XP-Penを使われている方も結構います。これは単にワコムより価格が安い上に、使う人全員が全員プロではないのでそれなりの性能があれば超高性能じゃなくてもいいという方も多いからです。
しかし、XP-Penは現在中国の会社が運営しています。その為、故障した時の保証の問い合わせ等は日本語でも可能ですが、やはり日本人のニュアンスではうまく言葉が伝わりにくかったり、こちらの意図を組んでもらえない可能性があります。
それに引き換え、ワコムは日本の会社です。当然サポートも相手は日本人ですし、連絡方法もメール、チャット、電話(コロナ対策で現在縮小中の模様)と多岐にわたります。
実際に私もワコムIDが上手く登録出来なかった際に電話で問い合わせましたが完璧でした。その詳細についてはこちらで触れていますので、気になった方は時間がある時に見て頂けると幸いです。
まとめ
以上、如何だったでしょうか。
初めて液タブを使いましたが、流石ワコム産なだけあって非常に使いやすくて大満足しています。少し心配していた筆圧も全然大丈夫でした。そして、一部のAndroid端末に接続出来るワコムの初めての液タブ！まだまだ対応機種が少ないのが難点ですが、とても使いやすくて良かったです。接続も簡単ですし、寝る前に少しだけお絵かきしたいなという時に重宝しています。寝ながらでも描けるので(笑)
では、ここまでお付き合い下さりありがとうございました！
